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G**R
理屈が滑りすぎ
SFと、彼の考えるところの超SFの違いが、結局のところあんまりよくわからない。いやこれは嫌味な言い方で、彼の分け方の基準、つまり彼の世界観がもともとあほらしいと思えるので、超SFなる概念自体否定したくなるSFってのは要するに、現実のうちの自然法則とか、ある定数などが変化したときどういう世界が現出するか、その中で人間の生活がどうなるかを追った物語と言えるだろうところで彼の話題作、After Finitudeを読む限り、自然法則や定数を偶然とみなせばその先は全くのカオスしかありえないと思われる。その中で物語が成立するのであれば、何らかの法則や定数を認めるのであって、何を取り何を捨てるか、何をどう変化させるかは恣意的であり、どれも等しくSFである。そこを選別する彼の理屈はいつもに増して言い訳臭く、全く説得力がない中で、惜しくも超SFに届かなかった例、超SFの例を出しているが、これがまた駄作としか言いようがなく、なんだかなあそもそも、いい加減にサブカル作品で納得させようとする最近の哲学の傾向はどうにかならんもんかね
J**S
One Star
Beware, this is not a book but a short, very expensive essay!
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3 weeks ago
1 week ago