リアルアクションヒーローズ No.572 RAH ブラックロックシューター ホワイトエディション

レビューサイトでよく調べ、価格的に難しいと最初は思ったけど通常版（黒）をすごく気に入ったのでこちらも購入しました。しかし残念ながら白い方の品質は「明らかに悪い」です。恐らく経年劣化とは関係なくマントの素材がそもそも黒より悪いか、梱包のされ方が雑なのか、とにかくマントのシワが個体差にしてはかなりひどいです。グロス生地ゆえ一度痛むと元通りにはできません。黒はもっと生地にハリがあり、多少の遊びではシワが付きません。うちの白は袖のシワ、フードの型崩れが目立ちます。ドール本体では、前髪差分パーツが黒より少しゆるくてグラグラしてます。手首の差分パーツは黒が固すぎたのに比べこちらはかなりゆるく、遊びやすさでは結果的に良いです。ただし１つだけ傷がある手が気になりました。首の可動がやけに固い、ふとももの接続が少しゆるい、遊びとしては問題ない程度です。ツインテールのジョイントパーツは白の方がゆるくてすぐ抜け落ちます。個人的な感想ですがブーツが白いと肌色に近いため、黒より足の細さが悪目立ちしません。白を買うとすれば、黒と一緒に並べると見栄えが良いとか、純粋に色が好きという場合でしょう。なお公式の通販サイトにも現在まだ在庫はあり、どこで買ってもほぼ定価だと思われます。中古では白の方が日焼けが目立つため状態をよく確認した方が良いでしょう。余談ですが斧はグリップの先端が抜けるのでそこから持たせます。

通常版BRSは未購入ですので、比較等は出来ませんがレビューを。1.見た目・　関節はひざ関節以外服でおおわれているため、そこまで目立ちません。・　塗装の方は全体的に綺麗な方ですが、頭部(髪の毛)とブーツ上部の塗装は少し汚いです。(個体差かもしれませんが)・　長い髪の毛の造形に関しては全体的にダルめです。硬質パーツなので浮かせてもばっちりと維持できますが、結構長髪なので転倒したら折れる可能性があります。・　左目の炎パーツは前髪ごと交換するタイプで、塗装・造形ともにとてもきれいです。・　唯一の付属武器であるロックバトルアクスの塗装も綺麗で、造形もシャープです。2.可動面など・　関節を覆っている部分はほとんどが布や革製で、胴体の軟質パーツも可動の阻害となるようなことは無く全体的に広めです。ほぼ素体の可動限界範囲まで動かせます。・　ある程度派手なポーズも決められますが、足首の左右振りがほぼ存在しないうえに接地面積がとても少ないのでフィギュアスタンドは必須です。・　武器の保持に関しては専用の持ち手があるので安定していますが、武器がとても重く、振り回すようなポーズは重さに関節が負けてしまい武器用のスタンドを用意しないと不可能です。肩に担いだり、地面におろしたりするポーズは安定してできます。・　付属手首は平手、武器専用手、握り手が左右1つずつ付属しています。あと左手のみに他の武器が握れそうな手首が1つ付いてきます。3.その他・　エラー品なのかわかりませんが、付属しているスタンドの棒の長さが短く、アームを腰の位置まで持っていくことが出来ませんでした。このフィギュア自体の全高も原因なのでしょうが、それにしても短いです。・　フィギュアスタンドはいつもの棒1本にアームを通して使うタイプです。可動部が一切無く安定性も危ういため、対応できるポージングは少ないです。4.総評　約30cmの大きさの可動フィギュアはこれで6体目ですが、その中でもトップの身長(32〜34cm)かつ白というカラーリングのおかげで存在感はバッチリです。しかし接地性と付属武器の重量のおかげで派手なポーズをさせるのが難しいため、そういうポーズをさせたい方はフィギュアスタンドや同スケール帯の武器を別に購入することをお勧めします(手首の造形上、持てる武器は限られますが)。　私自身が可動面を重視しているため、足首の可動範囲による接地性の悪さで☆-1、付属武器の少なさと重量からくる扱いの悪さで☆-1とさせていただきました。　古い商品のため仕方ないとは思いますが、RAHの付属スタンドの仕様をもう少し何とかしていただきたいものです。幸い最近のRAHはアクションタイプのフィギュアスタンドが付属するようになりましたが…。 長文失礼しました。