AKIBA'S TRIP ファーストメモリー 初回限定版 10th Anniversary Edition 初回購入特典(外付けクリアシール) 付

昔プレイして、のめり込んだゲームです。懐かしさから購入しました。ストーリーの面白さと完成度はシリーズで一番だと思いますが、他の皆さんの感想通りゲーム部分にプラス要素が一切無く、グラフィックも当時のままというのはさすがに手抜き過ぎる。今の人達にプレイしてもらうのはちょっと厳しいかな...。

注意！これは初代アキバズトリップに似せただけの「マガイモノ」です！PSP版無印、プラス、2、ビートとシリーズを遊び、初代アキバズトリップが大好きな1ファンとしてのレビューになります長文かつ辛辣なレビューになりますがご容赦ください大前提としてAkiba's Tripは初代となる無印をブラッシュアップしたプラスというアペンド版がPSPで発売されています無印は2011年、プラスは2012年の秋葉原を再現しており本作はプラスのリマスターですプラスでは無印の楽しさはそのままに台詞のフルボイス化やポリゴンモデルの改良、ロード時間の短縮などより遊びやすく、より快適に、アキバズトリップの世界をもっと楽しめるようにと様々な工夫を凝らした作りは我々を大いに感動させてくれましたしかしあれから10年、アクワイアは外国資本に買収され秋葉原を愛し真摯にゲーム作りをするスタッフは最早どこにもいないのでしょうそれが2、そしてアキバズビートの惨状であり、シリーズの続編は望むべくもないと思い知らされましたしかし初代のリマスターならば、それも10周年という節目に発売されるファーストメモリー(以下FM)ならばという儚い希望で限定版を予約しましたが、夢は無惨にも打ち砕かれ楽しかった思い出に汚物を塗りたくる結果になりましたその一部を下に記します◆PSP版より遅いロード時間アキバズトリップの移動システムは全域マップから「裏通り」や「駅前」等小さく分けられたエリアに移動しミッションやストーリーが進行しますがFMではこの全域マップと各エリアの出入りに毎回約7秒のロードが入りますPSP版のプラスでは2秒も掛からず読み込めていたのにPS4版では何故ここまで遅くなるのでしょうか？しかも私はPS4slimに外付けSSDを繋いでいる状態でこれです内蔵HDDそのままの人はもっと遅くなるのではないでしょうか◆ロード中の広告や遊び心の削除アキバズトリップでは秋葉原に実在する各店舗に協力をお願いしており、多くの実名店舗が登場するのも魅力でしたしかしFMでは実名店舗は一切登場せず、微妙なパロディのオンパレードですその影響でロード画面で表示されていた広告も全て削除され新規のロード画面が追加されましたが内容にネタバレがあったりPSP版から10年経過しているかのような台詞があったりと無茶苦茶ですプレイヤーが2011年当時の秋葉原を体験している最中に10年経って2021年はこうなりました！と言われても興ざめするだけですさらに悪いことに新しいロード画面の種類は非常に少なく、同じ内容を何度も見せられます◆消えた「カレーパンの歌」2011年当時、秋葉原電気街口から出てすぐにあるお店では名物のカレーパンが売られていました味もさることながら店員さんが自作し店頭のラジカセで流していた曲が何とも中毒性があり、当時の秋葉原を訪れた事があれば一度は耳にしたであろう電気街口の名物でもありましたしかし上記の通り実名店舗が登場しないFMでは権利の問題なのか大人の事情なのか別の曲に差し替えられています10年前には商業CDである本作のサントラに初収録を果たしたとファンは喜んだものですがFMでは無惨にも削除されましたゲーム開始直後、主人公が降り立ったのは電気街口のはずなのにあの名(迷？)曲が聞こえてこないガッカリ感はOPでロトのテーマが流れないドラクエと言えば伝わるでしょうか？BGMもボリュームの問題なのか差し替えられたのか、当時の秋葉原で実際に録音したという雑踏の音はほとんど聞こえず街を歩いても「秋葉原らしさ」は感じられません初代アキバズトリップを遊ぶユーザーは「秋葉原に本拠地を置くアクワイアが生み出した2011年のリアルな秋葉原」を体験したいのであって似て非なるパラレルワールド探訪をしたいのではないということを作り手が全く理解していません初代が絶賛されたのに2やビートが何故大失敗したのかを理解していない今のアクワイアには一生理解出来ないのかも知れませんが…残念です◆旧ハードから使い回しのグラフィックPSPというハードは当時の携帯機としては高性能でしたが今となっては画素数などどうしても見劣りしますFMは当時のポリゴンモデルをスムージングしただけで流用しておりキャラはカックカクのまま、モーションはがに股ダッシュのままと手抜きの極みですせっかく据え置きの現行モデルで出すのなら当時のポリゴンモデルだけでなく新しいグラフィックを用意して選択させるくらいの工夫はするべきでしょう背景も旧作からの使い回しのためボケボケで崩れたドットのままですしPSPの液晶ならともかく大画面で遊ぶにはあまりにもチープです◆旧作の不満点そのまま全域マップから移動する各エリアは戦闘中でもエリア端の境界に侵入すると退出扱いになったり店舗の入口に触ると入ってしまったりと地味なストレス要素が多くありましたが改善されませんでしたまた各エリアには万世橋署の署員が街を巡回しており、警官の目前で戦闘していると実力行使で制圧され逮捕されてしまうのですがこの警察官、一般市民との喧嘩のみならず本筋の敵であるカゲヤシとの戦闘中にも空気を読まずに乱入してきますとても強いのでラスボスに勝てるくらいまで鍛えないと負けてしまい多額の保釈金を取られる羽目になりますし場合によってはクエスト失敗にもなります出現率を下げるとか敵対行動と見なすルーチンを見直すとかの改善もなくここも手抜き流用です敵のガード率の高さ、囲まれたら袋叩きにされるだけの理不尽な戦闘バランスもそのまま移植されています◆ドロップアイテムの見辛さ、拾いにくさはパワーアップ！このゲームでは敵を倒すと武器や消費アイテム、お金等がドロップし、その上でボタンを押してアクションすると初めて獲得扱いになりますしかしFMではキャラが拾うモーションを取っても空振りで拾えないという事態が多発しますPSP版ではそんな事なかったように思うのですが…ポリゴンモデルがスムージングされ小綺麗にはなったものの、お金等は旧作同様ポリゴンの板一枚で表現されているため地面と同化してしまいかなり見辛くなりましたまたアイテム取得時には画面右下に内容が表示されるのですが一行表示の上にレスポンスが悪いためお金→アイテムのように続けて取得すると後から取った内容に上書きされて先の内容が読めません宝くじというアイテムは一つずつ使用することで抽選結果が分かるのですがこれも連打が早いと音ズレを起こし右下の表示も大幅に遅れますゲームの仕様上、ストーリー進行にあわせて99枚購入して一気に開封する事が多く、PSP版でも起こっていた現象だったので改善されていないのは残念でした◆シナリオ等の追加要素、一切なし！メインヒロインや双子姉妹以外にも魅力的なキャラが多い本作はマルチエンディングの形式を取っていますが当時のPSP容量ではそれ以上サブキャラにスポットを当てる余裕はなかったのでしょう反面FMには十分な余裕があったはずなのにシナリオもボイスも一切追加されませんでした設定画やラジオドラマに描かれた内容をゲーム内で見せてくれるだけでも楽しめると思うのですがそれすらもありませんそれどころかボイスの音量調節を間違えているのか全体的にボイス音量が小さく聞き取りにくい上に、どのキャラも「………」という台詞の時に聞こえる息の音量だけは異常に大きくされています◆台詞の自動送り等の便利機能など追加要素も一切なし無印から突貫工事でフルボイス化したプラスはともかく、FMでも会話のオートプレイ機能は追加されませんでしたプレイヤーはボイスを聞きながら決定ボタンで一つずつ会話を送る必要があります周回プレイ前提の作りであるにも関わらず相変わらずスキップは一部イベントシーンでしか使えず、殆どの場合ボタン長押しによる早送りしか出来ません◆限定版特典のショボさこれはゲームの内容とは直接関係ありませんが、初回限定版ボックスの特典がショボいです化粧箱は組み立て式でペラペラのボール紙を組んだだけ、FMのゲーム内容はプラスのリマスターですが復刻版攻略本は無印の内容でありプラスの情報は一切入っていませんプラスで追加された装備等は掲載されておらずFMの攻略本としては不完全であり、設定画や当時の店舗特典イラスト、書き下ろし小説を見るだけの実に中途半端な内容ですその上復刻版を謳う割には当時の攻略本に付属したプロダクトコードは封入されていません限定版購入者向けのDLCコードを封入する等いくらでもやりようはあったと思うのですが…ビジュアルブックも見開きページで大きなイラストが掲載されているものの装丁の合わせ目で中央が消えてしまっていて残念な仕上がりですサントラも過去に発売されたものや特典に付いた内容と代わり映えせず新規ドラマ等もないためファンアイテムとしても微妙です表紙に「復刻版」などと余計なアイコンを追加する暇があるなら当時の攻略本にプラスの内容を追加しFMをプレイする際の攻略本として使えるようにするべきではないでしょうか？総評として誰に買わせたいのか解らないの一語に尽きますPSP版をプレイしたユーザーにとってはベタ移植よりタチが悪く、最新機でプレイ出来るだけのデッドコピーで物足りない未プレイのユーザーは不親切かつ時代遅れのシステムとグラフィックに辟易するだけで、攻略本付き限定版を買ったら情報は歯抜けで不完全一から新作を作るにはお金も時間もかかるから過去の遺産を適当に移植してボロ儲けしようというメーカーの思惑が丸見えなのです作品の出来はそっちのけで雑な移植品を高額で売り付ける、ユーザーを金蔓としか見ていない銭ゲバ根性全開の販売姿勢に反吐が出ます私は初代アキバズトリップが大好きで、何周もプレイして各エンディングで何度も泣きました当時の秋葉原で友達と過ごした時間はかけがえのない物ですし、その思い出に寄り添ってくれる初代アキバズトリップは素晴らしいゲームだと断言出来ますしかしFMは何の感動もないただの「マガイモノ」でしたアクワイアは二度とアキバズトリップシリーズに関わらないでくださいこれ以上ユーザーの美しい思い出を踏みにじるのはやめてください。どうかお願いします～追記～ver1.01現在オリジナル版にあった引き継ぎバグが及び音声や台詞が別のキャラクターの物に入れ替わる等のバグを複数確認しています特に引き継ぎバグは深刻で一度発生してしまうとその後の周回で条件を満たしても異名が二度と入手出来ずクリアデータを消して一からやり直しになる致命的なものです10年前から報告されているバグをそのまま移植しているあたりデバッグすらしていないようです

リメイクではないリマスターだから、、グラフィックがショボすぎてがっかり。正直30分プレイしてその後あそんでない。。。

グラフィック：PSPよりはなめらかだが、現代としてはアキバズトリップ２とあまり変わらず規制：CERO　Cのままだが見る限り追加規制はにように見えるUI：何度も同じところに入ってしまったり、変な向きになったりと古いゲームとして多少ストレス　　特に変化・改善はされていないPSP時代のファンが現行機（といっても１世代遅れになってしまったが）で改めてやるためとしてはよいかと思います。１０年空いたので十分懐かしめました。新規の人は、UI・グラフィックにこだわらなければ名作かとは思います

過去作は無印・PLUS・2をプレイ済みです。ただただ懐かしさに惹かれて購入しました。PLUSの内容は大雑把なストーリーぐらいしか覚えていない状態でのプレイです。非常に悪かった点　・カメラワークが非常に悪い(右スティック以外で勝手に動かすな)　・そもそものアクションの作りがかなり悪い　　動きが全体的にモッサリしているので集団相手だと非常に厳しい　　特に5人ぐらいに囲まれてボコられると抜け出しがほぼ運ゲー　　ロックが出来ないのに勝手に相手を選ぶので殴りたいほうに殴れない　　他のまだ脱がせない敵キャラが盾になる事が頻繁にあってウザい悪かった点　・PS4のグラとしてはかなり厳しい(リマスターなので多少は仕方ないですが)　・マップ会話時も□でスキップさせてほしかった　・戦闘始まっても無関係なキャラがそのまま動かず勝手に巻き込まれ敵になる件　　集団戦が厳しいゲームなのに望まぬ敵増加がウザい　・コンボ稼ぎが少し厳しい(もう少し猶予がほしかった)　・全体マップ時にオートセーブがあればよかった　　最新パッチ適用時でもアプリケーションエラーが発生して数時間分がやり直しに…良かった点　・元々PSPでやっていたので非常に懐かしい　・ストーリーや設定は好みに合ったリマスターなのである程度仕方ないとは思いますが改善してはいけないわけではありません。リマスター時に多少の改善を入れる作品も多いなかでよくそのまま出したな…というのが率直な感想です。本当に直さないといけない最低限の修正のみで発売した感じが凄いです。PSPでやった人が懐かしさに惹かれてやる分にはありかも知れませんが最近のゲームをやっている初プレイの人にはかなり厳しい内容だと思います。